インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用するときは副作用と異常行動に注意

インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用について知っておくことで万がいちの場合でも適切に対応できるように準備が必要です。タミフルの副作用には軽いものから重いものまで確認されています。ここでは、インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用について紹介します。

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タミフルの副作用は頭痛と吐き気

   

頭痛は免疫物質による炎症が原因

タミフルを飲むと一般的な副作用として頭痛が起こります。副作用が起こる確率は成人で4%、子供で5%です。頭痛はインフルエンザの症状でもありますが、タミフルの服用後に症状が出た場合は、副作用の可能性があります。

ウイルスが体内に侵入すると、ウイルスを攻撃する免疫細胞が活発に働くと同時に、免疫物質が作られます。急激に分泌された免疫物質が炎症を引き起こすため、筋肉痛や関節痛などの症状が出るのです。数日経っても症状が治まらない場合は医師に相談しましょう。

インフルエンザによる頭痛は炎症が原因です。患部を冷やすことで痛みは緩和します。頭痛の原因がタミフルの副作用の場合、医師と相談して薬を変えてもらいましょう。

痛みがひどいからといって、医師の相談なしに市販の鎮痛剤を服用しないようにしましょう。症状が辛いときは、氷枕やジェルシートを使って患部を冷やすことからはじめます。

嘔吐はウイルスを追い出すために起こる

タミフルを服用すると、吐き気や嘔吐といった副作用が出る場合があります。これらの症状はインフルエンザの症状でもあります。また、予防接種も副作用があらわれる可能性があるのです。

インフルエンザは48時間から72時間で自然に回復していきますが、合併症が起こると症状が長引くことがあります。嘔吐が繰り返される場合は、インフルエンザ脳症の可能性があります。インフルエンザ脳症は重度の後遺症が残る場合もあるため注意が必要です。

吐しゃ物にはインフルエンザウイルスが含まれているため、ウイルスが拡散しないよう注意しながら処理しましょう。吐しゃ物に直接触れないように、ビニール袋などで密閉し、速やかに処分します。

インフルエンザを発症したときに嘔吐するのは、体がウイルスを排出しようとするためです。そのため無理に止める必要はありませんが、辛いときは医師に相談しましょう。